時間を上手に使っていくことを学ぶ

星野ピアノ教室講師 星野真由美

最近私が考えることの中で、時間の使い方があります。ピアノ講師をしながら家庭のことをして家族との関わる時間、そして生徒さんをよりよく上達に導いていくための勉強、レッスン、また生徒さんの保護者との関わりなどなど。考えると沢山のことが頭をめぐります。もっともっと時間があったらいいのに!と思うこともしばしばです。

世の中の女性も家庭を持ちお子さんを育てながら働いている人も多いと思います。また働きに出てなくても小さいお子さんを育てている人は大変だと思います。私も経験してきたのでわかります。そして主婦として母として妻として嫁として・・といつまでも続く女性特有の縛りとの付き合いをしていかなくてはいけないです。

時間をうまく使うためには・・・・
①逆算方式で考える(10年さき、20年さきから今を見る)
②『同時進行』の技を使おう(子供をおんぶしながら隙間家事をしてしまう)
③やることをメモしてやったものから順に鉛筆で消していく。(消した時気持ちがいい!
④『今』やる
⑤隙間を利用する(3分5分10分で できることって意外とある)
⑥焦りは集中力のスイッチ(できる!と思うことは必ずできる)
⑦SNSをやめる(ネットサーフィンなどをしてあっという間に時間がたってしまう)
⑧合理化という手抜き術をマスターする

精神面では・・・・
①自分の人生なので自分で選ぶ
②自分で選んだことを悔やまない
③妬まない
④後悔しないで反省する。ポジティブに考える
⑤感謝する気持ちを忘れない(ありがとう!を口にするといずれは帰ってくることを知る)
⑥意識的に笑う
⑦「好き』と思う努力をする(苦手だと思う相手でもいやと思わず好き!と思う)
⑧時間は永遠にはない(今の状態がいつまでも続くわけではない)
⑨一人でなんでもやろうとしない(一人ではできないこともたくさんあることを知る)
⑩好きなことだけをする

まだ、たくさんありますが今月の益子祥子先生のホームセミナーでの益子先生からのお話でした。実行できるように書きだしてみました

そして、働いていて時間がない時には家族との会話も減ってしまいますよね。そんな時は、紙に『おかえりなさ~い今日のおやつは、○○だよ~~』とハートマークやこんな可愛いお顔のイラスト、もちろんママのお顔)なんかも書いてみるとお子さんが喜ぶこと間違いありません。私も娘が小さい時は、学校から帰ってきてレッスンして出迎えることができなかったので、テーブルの上におやつとお手紙置いておきました。と~っても喜んでいたのが懐かしいです

普段忙しいお母様たちにもお勧めですので、どうぞ試してみてくださいね

 

ベルで音の階段を作ってみました

星野ピアノ教室講師 星野真由美

IMG_0245前からどうしても作りたいと思っていたベルの音の階段をやっと完成させることができました。どうしても導入時期の生徒さんの音の高低を教えるときに、実際に見て触れてもらった方がわかりやすいと感じたからです。ピアノ音の高低と同じで鍵盤の右の方にいくと高い音、左にいくと低い音というのは、小さい子にとっては理解が難しいようです。どれみふぁそらしど が順番に言えても、どしらそふぁみれど となかなかすぐには言えません。

さっそく年少さんの生徒さんに、音を鳴らしてもらいながら、ど から順番にどれみふぁそらしどと歌ってもらいました。次に『そから下がって言えるかな?』ちょっと考えてから音を鳴らしながら下がってもらいました。何回か鳴らしてみて自信がついたのか、言われた音から上りも下りも元気よく答えてくれました

レッスンがおわった後に私がお母様とお話をしていたら、ベルの場所に行き、何やら聞いたことのあるメロディーを鳴らしていました。「ドレミの歌」でしたちょっとした演奏をしてくれました楽しんでくれた様子で私も頑張って作った甲斐があったなぁ~と嬉しかったです

せっかく作ったのですから、レッスンの中でどんどん活用していこうと考えています
材料は牛乳パックを切ってつなげました。意外と時間がかかり、テープでつなげたところなどは、ちょっと雑になっているような・・・でも丁寧にやったつもりなんですが・・・でも生徒さんが楽しんで音の高低を学んでくれれば、良いかなと思っています。また、知っている簡単な曲をベルで演奏してくれた生徒さんを見て、こんな風に楽しむこともできるんだなぁ~と私も生徒さんから教わりました

生徒さんを教えるための自分の勉強

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は半年前から予約をしていたピティナの藤原亜津子先生のセミナーに参加してきました。町田でのセミナーだったので、片道1時間半もかかってしまいましたがとても充実した内容のものでした。本当に参加できて良かったです。今私のお教室でも導入期にバスティンを使い始めているのでとても参考になりました。

藤原先生の人柄とピアノの指導に対する考え方には、音楽をとおして子供たちが豊かにさらに音楽好きな人になるようにという願いが込められていました。未就学時の生徒さんたちがバスティンの教材を通して見事に成長されて表現力溢れ、脱力してよく指が動く姿をビデオを通して同じ生徒さんの1年後3年後の姿を見せていただき大変驚きました。そして、子供たちがみなのびのびと楽しそうにピアノを弾いている姿、藤原先生のレッスンを受けている姿を見て感動しました。

導入期のレッスンのポイントをたくさんお話してくださりました。たくさんある中で今の私にとても役に立ったことがあります。それは、一方通行で教えるだけでなく、「分かったかな?」「身についたかな?」のチェックポイントを持ってチェックすることが大切だということでした。そして同時に指のエアロビの重要性も感じました。これは早速レッスンに取り入れようと思います。指導法は自分の独自のやり方に偏ってしまうと見失ってしまうことや気付かないことも出てくると思います。また、本を読んだりするだけでは得られないものもあります。

今日参加されたピアノの先生方は大勢いらっしゃいました。教えることに対して意識の高い先生方もやはり私と同じ考え方のようでした。びっしりと2時間のセミナーの後も藤原先生を囲んでお弁当を食べながらも私たちレスナーの質問に答えてくれました。まだ私も今日学んだことが頭の中で整理できていないのでしっかりとノートに書きまとめ今後の自分のレッスンの中に落としていきたいです。
でも、藤原亜津子先生のセミナーを受けることが出来て私にとっては、本当に幸せな一日でした。藤原先生ありがとうございました。そして、また来月よろしくお願いいたします。