生徒さん一人ひとりに合った指導のためのレッスンカルテ

星野ピアノ教室講師 星野真由美

私のお教室では、体験レッスンはあるのですが、見学というのは行っていません。なぜならば、各自違う教材を使いその子にあった指導をしているから、見学されても参考にはならないと考えているからです。

そこで私が実践していることは、一人ひとりの毎回の指導の後に、細かくノートに書き残すことです。よくお医者様が患者さんを診察する時にカルテを見ながら、過去にどんな症状でどんな薬を処方したかを見て、その時の体の状況と照らし合わせながら治療をしたり、お薬を処方したりします。それと同じように、生徒さんのピアノのカルテがあれば、その日のレッスンの内容をすぐに先週の続きとして入れます。カルテを書くときには、わかりやすくいくつかの項目に分けて書き込むようにしています。

教材の進度     それぞれの教本がどこまで進んでいるかを書く。
練習カード 1週間でどれだけピアノを弾く時間がとれたかの合計を書く
レッスン時の様子 生徒さんの精神的な様子、気付いたことなど。
学校などの行 忙しい時などは、なるべくピアノの負担を減らしてあげるため

このようにカルテによって、生徒さん一人ひとり合った指導が可能になり、その生徒さんのピアノにおける良さを引き出していくことができます。私にとってはレッスンの必需品です!

 

 

 

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セミナーから 「心の視点から言葉によるコミュニケーションを学ぶ」

星野ピアノ教室講師 星野真由美

先週のセミナーのお話です

「心の視点から言葉によるコミュニケーションを学ぶ」というテーマで現在、昭和音大の講師をなさっている後藤育慧先生の講和を聞いてきました。ピアノのレッスンとは無関係のように聞こえるかもしれませんが、レッスンの中で役に立つことをたくさん学ぶことができました。その一部を皆さんにお知らせしたいと思います。

言葉かけによって、あらゆる可能性をひきだすことができるということ

ただし、注意しなければいけないのは、禁止命令の言葉かけばかりをしていると子供の成長を止めてしまうということです。ただ、母親が子供の安全を守るため、危険を知らせるため、ルールを教えるためなどは、別です。

目的意識を明確にする。イメージを明確にする。

 皆さんは「うさぎとかめ」のお話はご存知かと思います。なぜ、かめよりも速いうさぎがゴールに遅かったのか?

  うさぎは、かめを見ていてゴールを見ていなかった。かめは、ゆっくりしか歩けないから途中休んでも大丈夫と思ったのでしょうね。でも、かめは、ゴールだけを見ていたからひたすらゴールしようと歩き続けたのです。目的を何にするかで大きく変わるのです。

レッスンでも自分どんな演奏をしたいのか?自分は人と比べず自分の目標を定めることが大切です。間違えないように弾いて」と指導すれば子供は体を固くしてそれだけを考えて弾くように頑張るでしょう。「イメージで弾いて」「フルートのような音で弾いて」「うきうきするような楽しい感じ」「悲しい感じ」など具体的なイメージを与えてあげると想像しやすくなりますね。

また、大きい生徒さんになると作品の時代背景を考えたり、作品を作ったときの作曲者の状況などを考えて弾くことも大切になってきます。いずれにせよ、テクニックを磨くための練習量も大切ですが、曲を弾く時の自分なりのイメージを持つと楽しくピアノを弾きたくなると思います

 

 

 

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ピティナ・ピアノステップ ~トークコンサート~ 『時代、作曲家による音色・奏法の違いを聴いてみよう』

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は巣鴨の東音ホールに行ってきました。ピティナピアノステップが行われ、ピアニストの伊集院紀子先生のトークとピアノ演奏を聴いてきました。

『時代、作曲家による音色・奏法の違いを聴いてみよう』というテーマでした。全部で4曲で、バロックからドメニコ・チマローザ「ソナタ イ長調」 古典はベートーベン「ピアノソナタOp.10-2 第1楽章」 近現代のアルフレード・カゼッラ「2つのコントラストOp31」そして、最後の曲、ピエール・サンカン「オルゴール」でした。

20分間の中でのトークと演奏でしたが、チェンバロを思わせるようなチマローザの曲からソナタ形式になり深みのある曲のベートーベン、非和声音が所々に入って演奏される近現代の曲は、音楽の時代別の雰囲気を感じることができました。日曜日ということもあり、ご家族で熱心に聴かれてる方が多いのも印象的でした。
私は、ピエール・サンカンの「オルゴール」が一番好きでした。昔のねじ巻きのオルゴールを思わせ、軽妙なピアノのタッチで可愛らしさが感じられ、時にはねじが切れて止まりそうになる所など、聴いていて楽しかったです

最後に伊集院先生が、ステップをこれから受ける方たちに向けてメッセージを下さいました。「舞台で演奏する時、間違えたらどうしよう、暗譜を忘れたらどうしよう、と不安に思うかもしれません。でも、自分はどんなふうに演奏するかイメージをしっかり持ち今まで練習してきた成果をアドバイザーの先生方に聴いてもらう。という気持ちで自分の曲を楽しく演奏してください。」と仰っていました。

どんな時でもピアノは自分のイメージを持って弾くことが、大切ですね。

 

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