ピアノ教本研究

星野ピアノ教室講師 星野真由美

10月に入ってから過ごしやすくなりましたが、今日はちょっと肌寒い一日でした。少し体調崩される生徒さんが多かったので、土日にゆっくりと暖かくして体調戻してくれたら良いですね。

本日は、今注目されているピアノアドベンチャーの教本について、翻訳された近藤真子先生のZoomの講座を受けました。

こちらの教本は、日本に2018年に入ってきて全音から出版されています。ここ最近アメリカでは、No.1のピアノ教本だそうです。3年前は、英語版しかなかったのですが、お友達先生は使っておられて、絶賛していたので興味がありました。

2時間に凝縮された濃い内容で、教本の全体を知り理念を理解すると、分からなかった教本が楽しい教本にと変わっていきました。

学校の指導要領は10年ごとに改訂されていて、今年が新たに改訂される年というのも知りました。主体的な学びが出来、自立を促す事がより一層盛り込まれるそうです。

ピアノ教育も学校に沿っての教え方、2030年に生きていく為に必要な能力も学べるようにするのが子供たちにとっては良いことなのではとおっしゃっていました。

アドベンチャー教本が、最も大切にしていること‥生徒が主役、子供の好奇心を大切に育む、何をしたら輝くのか?好奇心を摘まないで表現力を伸ばすこと。

多様な方向からの柔軟なレッスン、その子がその子らしく輝くレッスン。総合的な学習があって、一生音楽が好きでいられるように導いていく。

学ぶ子供が居るから先生も学ぶ。柔軟な頭を持てるように、引き出しをいくつも持てるように自分も精進し続けていきたいと改めて感じました。今まで見たことのなかった本の中身を真子先生のレベル別ポイントとなる事を教えていただき、短時間で非常に良くわかりました。講座を受ける機会を持てたことに感謝しています。