夏休みレッスン~その3~

星野ピアノ教室講師 星野真由美

リオオリンピック、昨日は体操男子の団体金メダルの話題で日本中が湧いていました。私も感動をもらいました。予選4位からのスタートだったので、ハラハラドキドキで見ていました。息を飲みながら各種目を見ていましたが、選手の皆さんの完璧な演技で最後内村選手の演技が終わった時には涙してしまいました・・・・。本当に良かったですオリンピックから元気をもらうと、関係ない自分も頑張ろうと元気になります。単純なのかも~~

ところで、お教室の生徒さん風邪を引いている子が多いです。それも、高熱が出たり、喉を痛めている子が多いのです。長引く様子が見受けられるので、具合が悪い時はゆっくりと休んでピアノは一切弾かないことです。
発表会前なので、弾きたい!!練習したい!!と思う気持ちは、とても良くわかりますが、下手に無理をすると長引いてしまいます。しっかり治してから練習すれば大丈夫ですよ

風邪を引いていない元気な生徒さん、夏休み最初の頃は練習をさぼっていた様子でしたが、最近よ~~く練習してきています。練習してくるとレッスンの時間もものすごく集中して受けてくれて余力も出てくるので、色々なことができます。たとえば、ワークブックで楽典のお勉強ができたり、リズムのお勉強・・・・。

お教室では、簡単なワークブックを与えているので、やる気になれば、サクサクと進みます。ついこの間も『ワークブックお家で進めてる??』と聞くと『やる時間ないから~~やってない』という答え

『じゃあ~ピアノが早く終わったから、少しここでやってみようか~』・・・・・と誘導
残り5分しかなかったので、
『これから、どのくらいの時間でできるかタイムを計りま~す』とストップウオッチを片手に『用意ドン!』と言ったら、あらら~1分もかからないで1ページを全問正解で解いていました子供って楽しくゲームっぽくすると頑張ってくれます

私もびっくり、本人もびっくりして、本人とても嬉しそう
ちょっとの時間を使って、音楽の基本を学べます。また、知っていてもたまに確認しないと子供は忘れてしまいます。なが~い時間でなくてもね
ピアノを習っていても楽語やリズムと向き合うことってなかなか時間がとれません。私のお教室でもソルフェージュを組み込んでのレッスン時間になっていますが、どうしてもピアノに時間がとられてしまうと(発表会の曲が不完全だと・・)、ソルフェの時間がなくなってしまいます
でも、バランスの取れたレッスンって大切です。

生徒さんがなるべく、お教室に来たらその日に一つでも多くの事を学んで帰ってもらいたいと思っています。そして、お家に帰って「こんなことができるようになったよ~」「こんなことがわかった~」とお話できるよう、満足してもらえるように指導することも大切にしています。まだまだ、指導者としては完璧ではないのですが、自分自身もセミナーなどに通い勉強しながら日々精進していきたいです。

今日もまだまだ暑いですが、一日頑張っていきます
皆さんもお仕事にお家のことに頑張りましょう
お休みももうすぐです

リオオリンピックの観戦から

星野ピアノ教室講師 星野真由美

リオオリンピックが盛り上がっています。昨日の朝はウエイトリフティングの三宅選手をライブで見ながら銅メダルが決まった瞬間思わず涙ぐみ、感動をもらいました。2回も失敗してしまい3回目でウエイトを上げた時は『本当良かった~~』と声を上げてしまいました。そして、最後の場面で2回目で成功した時は思わず涙でした。腰を痛めて4年間苦労してきたという話を聞いていたので、痛み止めの注射を打っているから今回は無理かなぁ~なんて(失礼ながらも)思っていましたが、『絶対メダルを取るんだ』という強い気持ちがウエイトの神様を呼びました
本当に感動させられました

そして夜のダイジェスト版で見た競泳400メートルメドレーもまた素晴らしかった
荻野選手と瀬戸選手の同学年の泳ぎがダントツでした。最初からぐんぐん差をつけて400メートルという長距離を泳ぎきって金メダル、瀬戸選手も銅メダル。インタビューでお互い相手を気遣っている言葉が印象的でした。お互いの存在があったから記録を伸ばすことが出来て、良いライバル関係でお互い良い意味で支え合ってきたんのだなぁ~と感じました。理想のライバル関係ですね。

また、予選の競泳で16歳の池江選手の泳ぎが凄かった
泳ぐたびに日本新記録が出てるようです。16歳で予想通りの泳ぎが出来た!というコメントには驚かされました。
若さってすごいな~~と思い知らされましたこれからの泳ぎに注目したいです

何だか朝からオリンピックのことばかりになってしまいましたが、4年間あたためてきた思いやリオに向けての日々の練習や努力をしてきた選手の試合を見ていると応援も熱くなります。アスリートの全てをかけた瞬間ですものね・・・・・
ライブで見ていると何もできなくなってしまうので、ダイジェスト版で楽しみたいと思います。

さあ、今日から1週間がはじまります。発表会に向けての準備もしっかり進めていきます。今週のレッスンが終わるとお盆休みに入るので頑張ります
カーテンの隙間からギラギラとした日差しが差し込んできますが・・・皆さんも暑さに負けずに今日も素敵な一日にしましょう

夏休みレッスン~その2~

星野ピアノ教室講師 星野真由美

人に伝えることの難しさは、レッスンでは得に感じます。そして、相手に伝わったとしても相手はどうしたら表現できるか?ということに悩みます。
でも、時にはすんなりと受け入れて表現してしまう子もいますが、多にして皆さん会得するには時間がかかります。

ピアノを弾いたことがない人に、『ピアノの上達ってただ沢山何時間も弾いていれば上達するのだから、ある意味簡単でいいよね』と言われたことがあります。
かなり昔に言われた言葉でしたが、当時はあっけにとられて返す言葉がなく呆然としていました。ただ弾けば良い・・・・というわけではないのは、ピアノを弾いたことのある人でしたらわかると思います。

小さい子供たちのレッスンではいかに噛み砕いてわかりやすく教えるかがとても難しいです。特に指だけで学ぼうとするとどうしてもうまくいきません。たとえば4分音符の中に5連音符などを入れる時、びっこになってしまったり変なリズムがついてしまう場合などは、手で4分音符を叩きながら口で『そらそふぁそ』『らしらそら』と階名で歌ってみる事をしてみると口で声に出して言ってみると、さらっと弾けることがあります。弾けない時は指を早く動かす運動機能の問題になってきます。

そして、『フレーズをなめらかにね~』と言っても、なめらかに・・・がそもそも良くわからないお子さんがいます。そんなときは、一緒に歌ってあげたりするのがわかりやすいようです。お教室では特別なグッズを使いますとても効果があります
そして、最近スタッカートに苦戦しているお子さんもいます。上から指をそのまま鍵盤に叩きつける弾き方です。げんこつで叩きつけるお子さんもいます。

鍵盤に用意をしてそっと押してあげるだけで音は鳴らせます。そのことを色々な方向から教えていきます。幼稚園生からの生徒さんは、最初声を出すのが苦手でもすぐに慣れて大きな声でお歌と指を動かすことができるようになります。以外にも歌って弾くのは難しいことですが、それができるようになるとどんどん楽しく弾けるようになり、色々な曲に自分からチャレンジしてくれます。弾く楽しさを味わうと子供は自分から進んで弾くようになりますね
途中小学生からはじめた生徒さんは、この口で言いながらの練習はとても苦戦します。全部を歌ってもらうわけではないのですが、たとえ一小節でも1234と数えながら弾くことは簡単ではないようです。でも、すぐできなくてもあきらめずにゆっくりと声に出して数えて弾くことは正しく楽譜通りに弾くことにおいて大切な作業です。

ただ音を鳴らすことは簡単です。

でも、まず最初は、いかに正しく練習して譜面通りに弾いていくかということが大切です。そして、譜面通りに弾いたらおしまいではなくて弾きこんでいくことが大切です。今発表会に出る生徒さんは、同じ曲を時間をかけて練習をして弾きこんでいくという作業に入っていくところです。もう弾ける!から、乱暴な弾き方にならず丁寧に、曲のイメージに思いを込めて弾けるよう指導していかなければと思っています。

今日も朝から日差しが強いですね
リオオリンピックも今日開会式いよいよはじまりですね。
メダル争いが楽しみです皆さん良い週末をお過ごしください