ピティナ後援の河合竜洋工場見学と浜松楽器博物館ツアーに参加してきました。
私は竜洋工場見学は初めてでした。シゲルカワイが世界のトップになるまでのお話や今まで製造されたピアノを明治時代から時代の流れで変化したピアノを実際に見たり弾かせてもらう貴重な体験をさせていただきました。
工場の方の丁寧な分かりやすい解説は、見学者を夢中にさせました。色々選定されたこだわりの木材から作られるピアノの響板や鍵盤や細かい部品、羊の毛を使ったハンマー、反響板の重要性を知りました。工場の中に足を踏み入れて、仕事をされている方たちの工程を見学して手作業でされている姿を拝見し、大変な根気のいる作業だと感心しました。こんなに長い時間をかけて沢山の人たちによる手作業などを経て立派なピアノが完成するなんて、本当にピアノという楽器は凄いなと感じ、急にピアノが、愛おしくなりました。
もう竜洋工場だけでピアノへの気持ちが、ほぼ100%満足でした!
でも、次は過去にも一度訪れたことのある浜松楽器博物館へ…
夏休みにお教室で調律体験のために作った資料がとても役立ちました。モーツァルトやベートーヴェンの時代のピアノは、まだ不完全であったのですが、西洋独特の美しいデザインに魅了されました。実際に博物館に飾られている楽器を見るというリアルな体験は、新たに頭の中に強い鮮烈として刻まれました。
今回は本当に盛り沢山な贅沢なツアーでした。ご一緒していただいた調律師さんやピティナ山手支部の先生方、ピアノの先生方に感謝申し上げます。
竜洋工場での至る所にあったピアノの鍵盤モチーフに思わず写真を撮ってしまいました。