小さなお子さんがピアノを弾けるようになることは、大人が思うより意外と難しいことです。大きなピアノ(幼児にとって)に向かってたくさんある鍵盤🎹の中の黒い鍵盤や白い鍵盤それぞれを小さな指で決められた場所の音だけを弾くという行為だからです。
根気よく丁寧に練習すること。
ゆっくりと練習すること。
が大切ですが、なかなか小さなお子さんにとっては、難しいことのようです。少し弾けるようになると次に次にと進みたがるお子さん、早く弾きたがるお子さんが多いです。まだ、習い始めのうちは指がピアノに慣れず、形も不安定なのでしばらくはゆっくりと正しい指の形で練習する方が先に進んだときに指の矯正をしなくてすみます。一度ついてしまった悪い癖を直すのは難しいものです。
私もレッスンの時は、指の形を気をつけるようにグッズを使いながら工夫をして教えていかなければ・・・と考えています。小さい子にとってのグッズを使ったレッスンは楽しみながらできることができ、繰り返しやってくれるのでとても効果があります。
そしてピアノが弾けるようになるには、時間もかかります。急がばまわれで、時間をかけ丁寧にこつこつと練習していくのがピアノを弾けるようになる近道になります。