お教室のクリスマス会も終わり、子供たちは、1月のお弾き初めのかるた会に向けて音楽用語を覚えています。
音楽用語が絵札になっていて、読み札を先生が読み、子供たちが、絵札をとります。全部で50語あります。このかるたをお教室で始めてから今年で、もう4年になります。幼稚園の年中さんから参加している子は、もう2年生。
クリスマス会の時に小学生の低学年だけ、少しだけ練習してみました。
さすがに、長くお教室に在籍している生徒さんは、反応が早くさっと絵札を取っていました。練習経験が有る無しの差は、歴然としていました。
そこで、練習経験がない生徒さんを集めて練習会をすることにしました。
年内は、4回ほど開催です。
3日前の最初のグループは、1年生2名でした。二人は性格がとても優しいので、最初はゆずり合っていました。相手を思いやることは、とても大事ですね。
だんだん練習回数を重ねていくと絵札に夢中になり、集中しながら楽しんで早くとれるようになっていました。一緒に手をついてしまったら、仲良くじゃんけんして勝った方がカードをもらいます。
何回も繰り返していくうちに、自分の得意なカードがそれぞれあることもわかりました。
このカードだったら、とれる!というのがあるようで、目の色を変えて自信を持ってさっととっていました。
終わった後は、二人ともすっきりしたお顔をしていました。達成感かな…。
少し自信がついたようです。良かったです。
音楽用語なんて、まだまだむずかしいと思っていて先延ばしにするより、みんなで楽しくカルタをしながら少しずつ毎年繰り返して覚えていく方がきちんと頭の中に入っていきます。そして、覚えた用語がいつも弾いているピアノの楽譜の中に出てきて、わかっているかいないかで、演奏の仕方も違ってきます。また、楽譜の中の事がわかると、楽譜を良く見て弾くことにもつながっていくのです。たかが音楽用語されど音楽用語ですね。