柏のセミナー最終日でした

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は朝から雪でした・・・6時前は降っていなかったので大丈夫かなぁ~と思っていたのですが、柏でのセミナー最終日でしたので早めに家を出ました。
つくばエクスプレスは多少遅延していましたが、本数が多かったので柏の葉キャンパスには定刻より早めに到着できました

前半は指導者の引き出しの整理~ということで、時間の整理や物の整理、レッスン内容の整理、情報の整理などの意見を交わしました。今私のお教室では、規約について見直そうと考えています。
ここ、1年通して祥子先生の継続セミナーを受けたりして他のお教室の規約を見せていただいたりして、カウント制レッスンなるものが自分の中で、一般のピアノ教室の中では良くないもののように思えてきました。
最近、発表会を終えてから生徒さんの様子を見ながら、また、一部の保護者の方を見ていて思います。今日は、最後のセミナーでしたので、思い切って、私のお教室の現状をお話して祥子先生や他の先生方の意見をお聞きしました。
自分の悩んでいる事について、同業者の意見が聞ける場というのは、本当に有難いです。まだ、文章にまとめていませんが、自分でこれからの事をまとめていきたいと思います。時間をかけながらなので、すぐには出来ませんが、来年から実施できるようにしたいと思っています。
なかなか、自分のお教室運営の悩みをお話するには勇気がいりますが、やはり数カ月共に学んできたピアノの先生方だから話せたのだと感じました。

最後に修了コンサートでした。ピアノは思った以上にミスタッチ連発でしたが、何とか終りました
修了式でお写真を撮り、立派な賞状をいただきました。
1年前の自分と今の自分はだいぶ変わったなぁ~と思うことが沢山あること。ピアノ教育に対して、教室運営について、ピアノ講師の在り方や教材、ピアノレッスンについて・・・・様々なことに対して学びました。でも、ここで終わりではなく、更に自分を進化させもっと勉強を積んで良いお教室、いつも生徒さんが笑顔で通える先を見越したレッスンができることを目標に頑張っていきたいです

そして柏の葉キャンパスで、音楽教育家である益子祥子先生に師事できたことは、私にとって大きなび喜びでした祥子先生に感謝です
でもまだまだ、ホームセミナーがあるので祥子先生からこれからも学ばせていただきますよろしくお願い致します・・・・・・

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教本終了の生徒さん

星野ピアノ教室講師 星野真由美

生徒さんが、教本を終了しました。とっても嬉しそうでした。

一つの節目なのでお写真を撮りました以前よりちょっぴり自信がついたようです
次の教本に進みますが、自分の力で頑張って克服できたので、次回も頑張ってくれるに違いありません。

お迎えに来てくれたお母様が、ピアノを習い始めてから、生徒さんが学校の音楽の授業で木琴に選ばれたというお話を聞かせてくれました。楽譜を読める生徒さん数人の中から選ばれるそうです。が、見事一人だけ選ばれたそうです
できる、わかる、と色々なことに積極的になれますね。学校の音楽も益々好きになって、楽しんでくれて私も嬉しかったお話でした

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最近の生徒さんのレッスン

星野ピアノ教室講師 星野真由美

先日、バスティンBの後半に入った年中さんのレッスン、大譜表が出てきていよいよ読譜のお勉強がはじまりました。
突然、読譜で5線の音符を読むのは、大変なのでたま~に時間がある時に『せん、かん、せん、かん、せん、かん、・・・・』と言いながら5線の上を指で指したり、マグネットを使ったり、プリントしたり・・・としていたせいか、すぐに抵抗なくヘ音記号の音符の線にマグネットを置いて一度教えただけで、『そ、し、れ、ふぁ、ら、』がすぐに、言えました。ト音記号の『ど、み、そ、し、れ、ふぁ』も(やりたそう~~~なお顔をしていたので・・)教えたら、しっかりと声に出して言ってくれました。

本当に小さいお子さんは、頭が柔らかく、覚えるのが早いです特に声に出して言うお子さんほど、抵抗なくすんなり覚えてしまいます。

また、私のお教室の生徒さんは、皆さん初めは恥ずかしそうで小さな声でしたが、慣れてくると大きな声で、のびのびと楽しそうに歌いながら教本を弾いてくれます。歌を歌ってくれるとピアノの音も自然にフレーズ感が出てなめらかに演奏できます。
ピアノは歌と同じだよ~~~
と言うと皆んな素直だから、自分の音に耳を傾けながら歌うように弾いてくれます。
つながって、なめらかに弾けるととっても嬉しそうな笑顔になります
途中、音がつながらい事に気付くと、音を間違えたわけでもないけれど、つながるように弾きなおします。これは、しっかりと自分の弾いた音を聴いているからですね
とても良いことです。

また、別の学年の生徒さんは、読譜がうまくいかずにピアノを弾くことに少し時間がかかっています。楽譜から得た情報がうまく指に伝えられずにいるのではなく、音符に慣れていないのです。音符だけの読む練習をカードやプリントを使って練習しています。
でも、好きな曲はどんどん弾いてくれます。音符を読む訓練と並行しているので、楽しみながら少しずつ進んでいます。

ピアノは、色々な知識を増やしながら正しく弾いていくので、根気が必要です。リズムであったり、読譜であったり、正しい姿勢、指の形であったりと思いのほか、難しいです。音楽演奏学者の医学博士でもある、古屋晋一先生も7歳未満は脳が非常に柔らかいのですがその後固くなってしまうので、ソルフェージュは早い時期が良いとおっしゃっていました。また、音の情報を指の動きに伝える訓練は、12歳くらいまでにトレーニングが必要らしいです。初見が適しているようです・・・・・と。11月のムジカに載っていた記事からちょっと書かせていただきました。

生徒さんそれぞれに合った指導が大切です。ひとりひとりを良く見て、前に進んでいきたいと思います。出来ることが多くなった生徒さんのお顔を見てレッスンすることが一番の喜びです