改めて取り組まなければいけない課題

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今年も残すこと後わずかになりました。この間中学生の生徒さんが音楽のテストでわからない所があるということで、音楽の教科書を一緒に見てみました。するとコードがずらっーと書かれているページを見て私はびっくりピアノではコードのお勉強はしていないし学生時代に授業で勉強していましたが、レッスンでは取り扱っていませんでした。・・・・・・・私の小中学校時代の音楽の教科書とは明らかに違っているコードは譜読みが出来てピアノを弾ければできるという問題ではないのです。

「このコードを書きなさい!」   という問題が出てわからなかった、ということでした。んんんん?ただ、暗記するのでは忘れてしまう。と思った私は和音のしくみから話してみました。まずは、理解してから覚えるということ。。

「~なるほど」    とちょっと頷いてくれました。少しでも理解できるようにわかりやすく教えるのも大切。まして、音楽で解らない所があると言われると責任を感じてしまうその場ですぐ解決という訳にはいかないので、次回までに私の方で用意することにしました。すっきりとして次回学校のテストにのぞめるようにしてあげたいです

せっかくお家の人にピアノを習わせてもらっているのだから、音楽の授業で解らない所がないようにしてあげたいし、得意な科目になってもらいたいし、何よりも楽しく授業を受けれるようにしてあげたいと思うのです。

だから、今後ピアノのレッスン時間でもコードを勉強していくことの必要性を感じました。学校の音楽の授業を楽しく受けられるためにも、どのように取り入れていくか楽しく無理なくあまり時間をかけずに・・・私が考えて・・どうするか・・・また新たな私の課題になりました

 

 

 

お教室のイベント~クリスマス会~

星野ピアノ教室講師 星野真由美

お教室のイベントの一つクリスマス会が今日無事に終わりました
皆さんのご協力のお陰です。ありがとうございました

予定よりちょっと時間がオーバーしてしまいましたが、各自のピアノ演奏から始まり、表彰式(1年頑張りました!ピティナ参加!発表会参加!途中入会からされ頑張った方も!皆勤賞など)、音符ビンゴゲーム、ハンドベルで演奏、音楽カルタ大会など。欲張った内容でしたが、みんなで楽しみました年齢が様々でしたが学年が上の生徒さんは小さい子を気遣う姿勢があり、社会人の元生徒さんは小さい子たちに声掛けを積極的にしていたのが印象的でした。大学生になる子もとても明るくて場を盛り上げてくれました。それから生徒さんのお母様もお写真をとってくださり本当にありがとうございました。なごやかなムードだったと思います。

今回の大きなテーマともいうべき目的、「人前で演奏する経験の場」を持つ、ということ。それぞれの生徒さんが緊張していましたが、皆さんきちんと演奏することが出来ました。普段の1対1のレッスンでは見られないきりっとした真剣な表情でした。演奏が終わって「どうでしたか~?」と聞くと「え~緊張しました」と話していましたが皆笑顔でした。いつもミスしないところでミスしてしまったりと色々ありましたが、最後まで自力で弾ききることができました。しかし「こんなはずじゃなかった・・・・・」と思っている方もいるかもしれません。もし、そう思っている方は次回頑張ってください。きっと今回よりも、もっと納得いく演奏になると思います。

でもそのために必要なことはなんでしょうか・・・・・・・・?  練習量ではないでしょうか。

今、小学生以上の生徒さんにはがんばりカードを渡しています。1日の平均練習時間が30分の人は40分に増やし、集中して練習してみること。そして、基礎練習としてのテクニックの教材で指の訓練を意識して取り組むこと。普段の練習を本番の時のように弾き、本番を練習の時のように弾く!そんな心構えでいることも大切です。好きな曲を弾けるようになりたいならば、基礎練習の教本を大切に取りくんでいきましょう。毎日のコツコツした積み重ねの努力が実を結びますスケートの羽生選手も練習を人一倍頑張っているそうです。

そして小さい生徒さんにとっては今日は大きな経験の一つだったんではないでしょうか。失敗も成功も経験をしないと生まれません。成功したらそれを励みにまた頑張ろう!と、また失敗してしまったらそれを責めずに次回頑張ろうね!と声掛けをして失敗を恐れることのないように導くこと大事だと思います。そして、良いところを見つけて褒めて自信をつけさせてあげることも大事です。そうやって温かく見守っていくことがその子を大きく成長させることにつながっていきます。今は楽しくピアノに向かう時間を増やしていくことができれば良いです。

来週のレッスンが今年最後となります。今年のレッスンを振り返り来年への目標をうまく計画立てられるようにしめくくりたいです

 

 

本番に向けての気持ちの持ち方

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は人前で弾く時の気持ちの持ち方について書きたいと思います。

今週末でのクリスマス会ではプチ発表会のようなものなので、各自が好きな曲を2曲選んで演奏します。暗譜で弾く人もいれば譜面を見て弾く人もいます。
今回は必ずしも暗譜しなくてはいけないわけではありません。自分の弾きやすいスタイルで演奏してもらえれば良いと思っています。
よく聞く言葉で「間違えなく弾けて良かった!」という人がいます。ピアノは「間違えなく弾ければ良い!」というものではありません。楽譜通りに弾くことも大切なことですが、

自分の思いを音に託して奏でることも重要です。曲の表情を豊かにつけて自分がその曲を楽しめて音楽的に弾けるかということです。
多少間違えてしまっても、自分がこういう風に弾きたいとイメージを持って弾ければ大丈夫です!そして、心の中で自分の弾いている曲を歌うことができる・・ということも大事です。道を歩きながらお風呂に入りながら、ピアノに向かっていない時も曲を口ずさめるか?試してみてください。

それから、今回連弾曲もあります。連弾曲は相手との息を合わせることも考えなければいけないので注意が必要です。

自分で勝手に走っていかない。
相手が弾いている音にも耳を傾けること。
相手を思いやること。

皆さんにとって、今後の良い経験になってくれればと願っています