ピアノの先生方の集まりは良い刺激になります

星野ピアノ教室講師 星野真由美

昨日は東京バスティン研究会の集まりでした。ピアノの先生方が集まり勉強会をして、その後に昼食会でした。お食事をしながらも、各先生方のお教室での指導の仕方などの意見交換で盛り上がりました。私たちのグループでは、年齢に合った教材選びのお話や兄弟で通われている子への効果的な指導の仕方のお話でした。

ピアノの先生は個人でやられていると自ら外に出掛けて行って情報収集しないとなかなか他のお教室との情報交換ができません。ネットの活用もありますが、やはり実際に人と会ってお話した方が得るものがネットより多いです。私も10月にホームページを立ち上げて、それをきっかけにたくさんのピアノの先生方とお知り合いになれましたどの先生方も熱心に勉強されている方が多く、自分のお教室の生徒さんを良くしようという向上心のある方ばかりです。お互いの悩みや分らない事など、またとても良い効果が出た指導法などは惜しみなく提供し、いつもあっという間に時間がたってしまいます。私にとっては、楽しい時間です。元気がもらえます

でも昨日は自宅に戻ってから、もっと嬉しいことがありました6年ぶりに元生徒さんが、突然会いに来てくれたのです。クリスマス会に参加したい!!ということでした
中3の男の子ですが、立派に成長され声変わりもされていて、びっくりしました。身長178センチだったかな?かなり大きくなっていて道で擦れ違ってもわからないくらい見違えていました子供の成長ってほんと早いですね~
さっそく、弾きたい曲を選びました練習してきてくれるそうです彼はとても個性的なので選曲してくれたものもぴったり当日楽しみです。ピアノの他にゲーム、ハンドベルでみんなが楽しめるようしっかりと段取りを計画しなくては・・・・・週末考えなくてはいけないですね・・・・

 

 

 

ピアノレッスンの中での学びについて

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今のピアノのレッスンでは、カウンセリングレッスンコーチングレッスンというものがあります。この間、昔のレッスンと今のレッスンの事を書きましたが、昔のレッスンで は、先生の言われた通りに弾いていれば丸をもらえました。なので、先生に気に入られるように弾くことに気をとられてあまり楽しく弾いた記憶がありません。と確か書いていたと思います。

少し前に、コーチングの本が出版されていてピアノの先生の間では、話題になっていますが、そばについてコーチのように指導していく方法のことです。またカウンセリングレッスンでは、曲に対して自分はどんなふうに感じて弾くのか?明るい曲なのかそれとも悲しい感じなのか?うきうきする?はずむような感じ?など自分が思うように感じるように弾くように導く指導方法です。
両方とももちろんテクニックを学び曲を弾く時の姿勢のことですが。
ピアノを演奏する人は、その人なりに自分の中で音楽が出来上がっていると、曲をどんなふうに弾いたら良いかイメージしやすいのだ・・と某ピアニストの方は仰っています。

では、イメージしにくい時は?どうすればよいのでしょうか?

色々有名な演奏家の曲を聴くことだそうです。良い音楽を聴くことが大切なのです。聴く耳を育てることにも繋がっていきます。そして、小さいうちは音楽を楽しみながら学び嫌いにさせない、強制でやらせないことに注意をしなければいけないと思います。指導者がうまく導き、かみくだいた言葉でわかりやすく興味を持つようにいかに工夫していくかがポイント。お子さんがピアノを嫌いになってしまうのも指導者の責任にあります。特にじっとしているのが難しい小さいお子さんには、色々な手作りグッズが必要になっていくのです。興味を持ってくれるようなグッズを使って力を抜く脱力の動きを学んだり、リズムを楽しい太鼓に合わせて歩いたり走ったり体感します。目をきらきらさせて楽しそうに動いてくれます。

そしてまた、お教室では、できるだけ自分から進んで物事を考え、練習に取り組めるようになってもらえるように導いていくことも大切な目標にしています。

クリスマス会に向けてのレッスン

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今週のレッスンがスタートしました

クリスマス会のプログラムを全員に配り終わり、それぞれの生徒さんが自分の曲の仕上げにとりかかっています。当初、「暗譜は出来ない~」と言っていた生徒さんも今日のレッスンでしっかりと暗譜で弾けていたのには、驚いたのと同時に私も嬉しくなりました。そして、がんばりカードを見てみると以前より本当に練習量が増えたのとコンスタントにほぼ毎日ピアノを弾いてくれていました。記録の成果が暗譜に現れたんだな~と感じました。やはり、練習量なのですね

また、一方では今回卒業生として参加してくださる大人の方(私が少し強引に参加を誘ってしまいました)は、最初演奏することはお断りされてましたが、お教室で久しぶりに一緒に紅茶☕️を飲みながら楽しくおしゃべりしていたら、ピアノ🎹を弾きたくなった様子で一緒に連弾を少しチャレンジしてみました・・・・・・すると・・・・・「久しぶりのピアノ、懐かしい~弾いてみようかな」と気持ちが動いてくれました。ただ、彼女は理系女子で東京の就職した会社は、実験や調査などの仕事を行っているので夜も帰宅が遅いそうです。なので、全く練習ができないということで選曲をポップスから選びました。中学生の時にショパンのノクターンを弾いてくれた彼女にとっては、少し物足りないかもしれませんが、会社優先を考えたらその方が良いかと判断しました。

今日、メールで「会社の帰りにお教室に寄りますので、レッスンお願いします!」といただきました。「もちろん、大丈夫ですよ!」とお返事しました。私も小さい頃から彼女をレッスしていたので、立派にお勤めされるようになった姿を見て感激しています。一緒に連弾できることがとても楽しみです彼女が成長していく姿を見ることが出来るのもピアノの先生をしているからなのかな・・・と考えると貴重な体験をさせてもらっていてピアノを教えられるという、この職業に改めて感謝でした
日々まだまだ、勉強中ですが・・・仕事で忙しい彼女をフォローできるように私も連弾頑張らねばです