松田昌先生のセミナー

星野ピアノ教室講師 星野真由美

週末に、以前から楽しみにしていた松田昌先生の鍵盤ハーモニカセミナーに行き充実した楽しい時間を過ごしました。

鍵盤ハーモニカは、リコーダーやサックスと同じ管楽器です。
基本的な吹き方を腹式呼吸から、どのようにピアノとフォルテを出したら良いのか。クレッシェンドとデクレッシェンドは、息の強さで変わっていく。
音を変化させるための舌の使い方など…。奥が深いです…。

言葉でわかりやすく説明してくださるのですが、実際に演奏するとなかなか上手くいかず試行錯誤であっという間の2時間でした。ただ音を出すのは、簡単なのですが…・・昌先生は、一日6時間もの練習していた時期があったそうです。

実践編では、バッハの『インベンション』や『アべマリア』
『アンダーザシー』『情熱大陸』などピアノの先生方との演奏は即興でしたが、2つのパートから4つのパートに分かれてのアンサンブルは、貴重な体験でした。ピアノ以外で、他のパートを意識しながらの合わせることは、室内楽以外で体験したことがなかったからです。

ピアニストの安部美穂先生と昌先生のアンサンブルはとても素敵でした。ピアノと鍵盤ハーモニカの柔らかい響きが会場内に響きわたり心地良い空間を味わい、コンサートに行った気分でした。

色々な音を出せる鍵盤ハーモニカ、又意外にもピアノとのアンサンブルでより素敵な魅力ある楽器に変身することを改めて知りました。
そして、子供たちが幼稚園などで、使っている身近な楽器でも充分音楽の素晴らしさを感じることができる楽器だということも。

そのうち、お教室でのアンサンブルに使っていきたいです!

今週末に教材が終わった生徒さんたちです!おめでとう!
皆さんよくがんばりました♡♡
新しい教材をにこにこの笑顔で持って帰りました。

 

 

ピアノ練習を習慣にしましょう

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今年の秋に入会してくれた3歳の生徒さんや年少さんたちは、今ピアノを弾いていくためのお指の準備をしています。

『いつになったら、ピアノを弾けるようになるのかしら?』
『習わせるのが早かったのかしら?』
と保護者様は思われるかもしれません。が大丈夫です!

指番号を覚えたり、お手玉や玉ひもをつかんだりするのがこれからピアノを弾いていく指つくりなのです。まだ小さい手で、つかむのは、大変ですが毎日練習していくとつかむ指も早くなり、握力もついていきます。

そして、『お指のうた』を歌いながら1本づつ動かします。この曲はみんな大好きではりきって歌いながら指と指を合わせてくれます♬
指積み木も上手になってきました。

そしてピアノも小さい手でぐうの形(お指を手の平の中に入れたげんこつの形)で黒鍵から触れていきます。
これは、ぐうの形にすることによって、緊張する肩の力を抜いてもらう練習になるのです。そして、白鍵だけがピアノを弾く場所だという認識もなくすためです。

レッスンでしていることは、一つ一つピアノを弾いていく上で大切なことばかりです。お家では、レッスンでしたことを毎日復習していくと力がついていきます。

まずは、毎日お家でピアノの練習や指体操が、習慣づくと良いですね。
習慣になるとピアノに向かって弾くことが楽しくなっていきます♡

時には、『ピアノの練習したら〇〇〇へ行きましょう』や『ピアノの練習したらホットケーキ又はスイーツを食べましょう』などの楽しい事をお子様に提案しながらモチベーションを上げて練習していくのも良いと思います。

昨日のレッスンで教本を終わった生徒さんです!教本終了おめでとう!
毎日どんな時でも家で、ピアノを必ず練習しています。この間、風邪で熱が出た時も練習していたようです♡
自分の意志で自分から練習しているのは、まさに練習の習慣が身についていますね(^^♪

 

気になった記事

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今朝とても興味を引かれた記事がありました。
リーラムジカピアノ教室の藤拓弘先生の書いてらっしゃったものです。

ピアノは『根拠のある自信』を身につけさせるのに抜群の習い事である。という見出しの記事でした。
小さい子供たちとピアノレッスンで接しているとこういった記事は興味を持ちます。

内容は、教育とは『自信を育てる』ということでした。
これは藤先生の意見ではなく、読まれた『世界の子育て』(ダイヤモンド社)に書かれていたそうです。

子供の自信を強くさせれば、子育ては90パーセント成功したも同然だそうです。

そのためには、どうすれば良いのか?著者によると、

●たとえば、自分の意志で取り組ませ成功体験を積ませる。
●答えのない問題にどう考え、どう取り組むか、という『考える技術』を身に      着けさせる。
●多様性の世界を生きるためのコミュニケーション能力を身に着けさせる。

上記の事が大切だそうです。

私は今年春から、七田教育で子育てについて勉強してきました。やはり、ここでも同じような教えがありました。でも、0歳~6歳までは、根拠のない自信をつけさせるのは、親の役割です。七田リトミックでも学びました。親がいつも子供に愛情を注ぎ接してスキンシップを沢山増やします。親の愛情によって子供は愛されているんだという実感が沸き、情緒も安定します。

そして、7歳~12歳は自分の努力によって根拠のある自信を育てていかなければいけないそうです。そのために、習い事で研磨と努力で自信を勝ち取っていかなければけないのです。

その習い事の一つである <ピアノ>

継続して練習をしていかなければいけないこと。
目に見えない音にどう取り組んでいくかを考える。
他の人との関わりをアンサンブルや合唱などを通して育てていく。

などが音楽の力をつけていくと同時に生きていく上でも継続した努力の大切さや考える力、人とのコミュニケ-ションといった人間形成に大きく結びつくと感じました。

『ピアノを楽しく学び上達へ』が私のお教室のモットーですが、ピアノの習い事の奥深さを知るとピアノの習い事の人気度の高さがわかりますね。

寒くなってきました。風邪を引いて熱が出てる生徒さんもいます。
体調には気をつけましょう。