リオオリンピックの観戦から

星野ピアノ教室講師 星野真由美

リオオリンピックが盛り上がっています。昨日の朝はウエイトリフティングの三宅選手をライブで見ながら銅メダルが決まった瞬間思わず涙ぐみ、感動をもらいました。2回も失敗してしまい3回目でウエイトを上げた時は『本当良かった~~』と声を上げてしまいました。そして、最後の場面で2回目で成功した時は思わず涙でした。腰を痛めて4年間苦労してきたという話を聞いていたので、痛み止めの注射を打っているから今回は無理かなぁ~なんて(失礼ながらも)思っていましたが、『絶対メダルを取るんだ』という強い気持ちがウエイトの神様を呼びました
本当に感動させられました

そして夜のダイジェスト版で見た競泳400メートルメドレーもまた素晴らしかった
荻野選手と瀬戸選手の同学年の泳ぎがダントツでした。最初からぐんぐん差をつけて400メートルという長距離を泳ぎきって金メダル、瀬戸選手も銅メダル。インタビューでお互い相手を気遣っている言葉が印象的でした。お互いの存在があったから記録を伸ばすことが出来て、良いライバル関係でお互い良い意味で支え合ってきたんのだなぁ~と感じました。理想のライバル関係ですね。

また、予選の競泳で16歳の池江選手の泳ぎが凄かった
泳ぐたびに日本新記録が出てるようです。16歳で予想通りの泳ぎが出来た!というコメントには驚かされました。
若さってすごいな~~と思い知らされましたこれからの泳ぎに注目したいです

何だか朝からオリンピックのことばかりになってしまいましたが、4年間あたためてきた思いやリオに向けての日々の練習や努力をしてきた選手の試合を見ていると応援も熱くなります。アスリートの全てをかけた瞬間ですものね・・・・・
ライブで見ていると何もできなくなってしまうので、ダイジェスト版で楽しみたいと思います。

さあ、今日から1週間がはじまります。発表会に向けての準備もしっかり進めていきます。今週のレッスンが終わるとお盆休みに入るので頑張ります
カーテンの隙間からギラギラとした日差しが差し込んできますが・・・皆さんも暑さに負けずに今日も素敵な一日にしましょう

夏休みレッスン~その2~

星野ピアノ教室講師 星野真由美

人に伝えることの難しさは、レッスンでは得に感じます。そして、相手に伝わったとしても相手はどうしたら表現できるか?ということに悩みます。
でも、時にはすんなりと受け入れて表現してしまう子もいますが、多にして皆さん会得するには時間がかかります。

ピアノを弾いたことがない人に、『ピアノの上達ってただ沢山何時間も弾いていれば上達するのだから、ある意味簡単でいいよね』と言われたことがあります。
かなり昔に言われた言葉でしたが、当時はあっけにとられて返す言葉がなく呆然としていました。ただ弾けば良い・・・・というわけではないのは、ピアノを弾いたことのある人でしたらわかると思います。

小さい子供たちのレッスンではいかに噛み砕いてわかりやすく教えるかがとても難しいです。特に指だけで学ぼうとするとどうしてもうまくいきません。たとえば4分音符の中に5連音符などを入れる時、びっこになってしまったり変なリズムがついてしまう場合などは、手で4分音符を叩きながら口で『そらそふぁそ』『らしらそら』と階名で歌ってみる事をしてみると口で声に出して言ってみると、さらっと弾けることがあります。弾けない時は指を早く動かす運動機能の問題になってきます。

そして、『フレーズをなめらかにね~』と言っても、なめらかに・・・がそもそも良くわからないお子さんがいます。そんなときは、一緒に歌ってあげたりするのがわかりやすいようです。お教室では特別なグッズを使いますとても効果があります
そして、最近スタッカートに苦戦しているお子さんもいます。上から指をそのまま鍵盤に叩きつける弾き方です。げんこつで叩きつけるお子さんもいます。

鍵盤に用意をしてそっと押してあげるだけで音は鳴らせます。そのことを色々な方向から教えていきます。幼稚園生からの生徒さんは、最初声を出すのが苦手でもすぐに慣れて大きな声でお歌と指を動かすことができるようになります。以外にも歌って弾くのは難しいことですが、それができるようになるとどんどん楽しく弾けるようになり、色々な曲に自分からチャレンジしてくれます。弾く楽しさを味わうと子供は自分から進んで弾くようになりますね
途中小学生からはじめた生徒さんは、この口で言いながらの練習はとても苦戦します。全部を歌ってもらうわけではないのですが、たとえ一小節でも1234と数えながら弾くことは簡単ではないようです。でも、すぐできなくてもあきらめずにゆっくりと声に出して数えて弾くことは正しく楽譜通りに弾くことにおいて大切な作業です。

ただ音を鳴らすことは簡単です。

でも、まず最初は、いかに正しく練習して譜面通りに弾いていくかということが大切です。そして、譜面通りに弾いたらおしまいではなくて弾きこんでいくことが大切です。今発表会に出る生徒さんは、同じ曲を時間をかけて練習をして弾きこんでいくという作業に入っていくところです。もう弾ける!から、乱暴な弾き方にならず丁寧に、曲のイメージに思いを込めて弾けるよう指導していかなければと思っています。

今日も朝から日差しが強いですね
リオオリンピックも今日開会式いよいよはじまりですね。
メダル争いが楽しみです皆さん良い週末をお過ごしください

夏休みのレッスン 8月~その1~

星野ピアノ教室講師 星野真由美

夏休みでお休み中だった生徒さんが2週間ぶりにくることも夏休みのレッスンではよくあることです。たまたまレッスンのお日にちと旅行が重なってしまうとお休みせざるを得ないですね。
ちょっと前まではお盆の時期だったのがどうやら混雑を避けるのかお教室の生徒さん達は、7月下旬から8月上旬にお出かけが今年はとても多い気がします。

ただ、日にちが空いてしまって、レッスンにお遊びモードで来てしまうと気持ちをレッスンに持っていくのが大変です。発表会に参加する生徒さんは、発表会の曲がメインです。まだ譜読み状態なのにも関わらず、他の教材を開いて『こっちは、やらないの~』と言われてそのことを説明してもちょっと不満気な顔をします。小学生になると御父兄の付添いがなくなるご家庭がほとんどですが、少しお家でのピアノへの関わりを持っていただけると良いなぁ~と感じました。

発表会の曲をまず最初に練習仕上げる(又は仕上げる形にもっていく)→余力があったら通常の教材
*暗譜で弾くことが仕上げと勘違いしないこと。弾けていても丁寧に楽譜を見て弾くことは大切です。見ないでばかり弾いていると曲の形が崩れてしまったり、間違って弾いていても気がつかず変な癖がついてしまいます。
ピアノレッスンは、もちろん来ていただいてレッスンを受けることですが、お家での練習や御父兄のお子様へのお声掛けがとても大事だからです。ただ練習しなさい!!とばかりでなく、注意深く子供がどんな練習をしているか見ていただき、ちょこっと

『あれ?発表会の曲、前より上手に弾けるようになったね』
とか
『ちょっと聴かせて~』

とミニコンサートをしてもらったりと・・・・・その場の雰囲気を変えるだけで、子供の弾き方が変わりますし、たとえ失敗しても、良かったよ~~ちょっと残念今度頑張って温かい言葉をかけてあげてください。失敗したり、うまく弾けなかったのは本人がちゃんとわかってるはずだからです。わかっている所にわかっている事を言われると大人でも嫌ですよね。お子さんも同じです。私もレッスンでは、この部分の子供への伝え方は注意を払っていますが、いつも難しいと感じています。

でも、伝えようとする気持ちって大切です。気持ちは目にみえませんが、目に見えないものだから大切にしたいです。
そしてたとえ伝わらなくてもあきらめずに伝え続ける・・・継続していくこと・・・
練習も続けること、疲れたら休んで、また練習する、暑くて大変ですが外で働いている人はもっと大変です。頑張りましょう。

皆さん色々な地方にご実家があるようで、当地のお土産を持参してしてくださり、いただいたことのないお菓子やご飯のお供になるような嬉しいもの有難うござういます
小さなお子さんを連れて帰省ですので大変なのに丁寧なお気持ちがとても嬉しかったです。日帰り旅行の方も有難うございます。

今日も暑くなりそうです家のこともレッスンもがんばりまーす
皆さんもお体には気をつけて、週の後半頑張ってくださいね