甥っ子のお誕生日

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は、先月にお祝いできなかった甥っ子のお誕生日をしました。

柏での月1のセミナーと重なっていたので昨晩に作り置きしたお料理と帰宅してから作ったもので、ちょっとのお・も・て・な・しをしました。

 (柏でのセミナーですが、今回とっても充実の時間でした。すぐにお教室で実践しようと思います。年間指導計画についてでした。また、後日レッスンでお配りする予定です。)

メニューは、筍ご飯、貝柱のスープ、鶏の手羽先の煮物、新じゃがいものカレー煮、野菜サラダ でした。久しぶりのおもてなし料理だったので、作るのに時間がかかってしまい昨日は午前さまでした~~

でも、皆とっても喜んでくれたので嬉しかったです。あっという間に全部しっかり完食してくれました。

3歳になった甥っ子は、しゃべれる言葉の数が多くなっていたり運動量が多くなってきています。本当に子供の成長って早いなぁと感じました
 

久しぶりの自分のレッスン

星野ピアノ教室講師 星野真由美

昨日は1か月ぶりの自分のレッスンでした。
自分がピアノレッスンを受けることは、技術を学んだり、曲の解釈、自分の音色を良く聴いて弾くことなど勉強になりますが、先生に自分のピアノの演奏を聴いていただくということは、そのために練習を頑張るという気持ちにさせられます。聴いてくれる人がいるということだけで、普段の日常の過ごし方も変わってくるわけです。

なかなか自分の練習時間がとれない毎日ですが、時間をうまくやりくりして練習しなくてはいけないのもピアノ講師の課題です。なぜならピアノの練習をしていないと筋肉が固まってしまい柔らかな音色どころか指が思うように動かなくなってしまいます。ピアノの先生はだいたいピアノ発表会で講師演奏として弾かれます。私も毎年発表会で弾かせてもらっていますが、先生は弾けてあたり前と思われている以上にミスはできないという物凄いプレッシャーになります
なので、やはり地道な練習は先のことを考えると必須な訳なのです。
でも、でも自分のことばかりでなく、生徒さんの上達への指導を一番に考えて、自分のことはその次です。・・・・となるとやはり今は、習い始めた生徒さん、もちろん前からいらっしゃっている生徒さんのことが、私にとってはとても大切なのです。そして、どうしてもそれぞれの生徒さんに合った指導の準備などを考えたり、教材研究やセミナーなどに行っているとあっという間に時間がたってしまうのです。これは、今後も変わらないと思います。この時期かなり忙しいですが、頑張って乗り切る覚悟です。
でもそんな中でも、生徒さんの「分かった!」や「弾けるようになったよ!」という言葉を聞いたり、上達を見ていると自分もとても嬉しくなります。生徒さんは皆、無限の可能性を持っているのだから、いろいろな方向からわかりやすく指導していかなければいけないという気持ちをさらに大きくさせられます。幸せな仕事なんだなぁ~と感じると同時にもっと勉強しなくては!という思いです。今週は2か月ぶりの柏のセミナーもあります。ピアノの先生方とのディスカッションも楽しみにしています。

花粉症で辛いですが今日もレッスン頑張ります

ピティナピアノステップについて

星野ピアノ教室講師 星野真由美

3月もあっという間に後半に入り来週はもう4月を迎える時期になりました。
4月29日にはピティナがあります。お教室からも何人か受ける方がいます。そこで、よく「ピティナって何ですか?」とか「グレード試験のようなものなんですか?」「ピアノのテストのようなものなのですか?」と質問を受けるので、簡単にご説明したいと思います。

ピティナとは一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(略してピティナと言ってます)が主催するもので後援は文部科学省です。毎月いろいろな場所で行われていて子供からお年寄りまで誰にでも開かれた演奏機会を提供する生涯学習事業というのが主な主旨です。生涯学習事業とは、生涯にわたる学習の継続を応援するために、いつでも・どこでも・どなたでも・それぞれに合ったスタイルで参加できるステージを提供するということです。

課題曲を弾く23ステップとどんな曲を弾いても良いフリーステップと2種類あります。3人のアドバイザーから講評がもらえます。1人だけではなく3人からだと色々なアドバイスが聞けてとても勉強になります。ステップの方は合格・不合格があります。ステージの演奏が終わるとステップメッセージ、合格証書・参加証書・パスポートがもらえます。これからピアノを続けていく人にとっては、このいただいたパスポートは一生使えます。そして、証書も立派なものなので励みや自信につながることになると思います。

以前私もステップに出たことがあります。私の演奏した部では大人の方ばかりのグランミューズでしたが、幅広い年齢層の方の集まりでした。音楽大学の学生さんがいれば、趣味で独学で弾かれている方、ちょっと年配の方などがいらっしゃった時などもありました。また、ピアノの先生方ばかりの時もありました。大人の方は小さいお子さんに混じって弾くことがないようにプログラム上配慮されています。

だいたい大まかにこんな感じです。なので、コンクールとは全く違うわけです。人と競う場ではないということです。普段の練習した成果を発表する場と考え、お客様に楽しんで聴いてもらえる場、と考えて出られると良いと思います。決して人と比べる場にするのではなく演奏している人の良い部分を見つけられるように他の人の演奏を聴くこともとても大切です。自分のお子さんと同じ年齢のお子さんが弾く曲も様々です。「こんな素敵な曲私も今度弾いてみたい!」とか「あんなふうに私も弾いてみたい!」とか思えると自分の中の音楽の幅も広がります。

そして、初めてのステージの経験は一人で舞台に立ち普段通り演奏し、きちんと舞台でお辞儀ができれば、それで充分立派なのです。演奏がどうこうではなく、小さいお子さんがまず初めて知らない舞台に立つということは、大人が思うよりすごく大変なことです。残り約1か月、レッスンの中でも一通りの行為を刷り込んでいきたいと思っています。でも、舞台に立った生徒さんはいつも目を見張るほど、必ず大きく成長しています。何十回のレッスンよりも舞台に1回立つことの方が勝というのを毎回本当に感じています。上達することを目的に出るのもよし、度胸試しに出るのもよし、本番前のリハーサルとして出るのもよしで、何でもありです。そんなふうに楽しんで出ていただけると嬉しいです。今回参加されない生徒さんもまた秋には近くのホールで開催されますので、是非参加を経験されると良いですよ