三者面談でのお話

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今週の三者面談も明日で一通り終りますが、今年初めての実施でしたが、改めて生徒さんと御父兄様と向き合いじっくりとお話が出来ました。普段レッスンに付き添えないご父兄様にはお教室でお子様のピアノを聴いてもらい、またお家で聴くのとは違った印象だったようです。

皆さんお子様の上達を感じてくれた様子でしたが、少々生徒さん達が、いつもと違って力が入ってしまい、固くなっていました。普段間違えないところで、間違えたりしてしまったりと最初はどうなることかと私は内心ヒヤヒヤしていましたが、何回か弾いてるうちにいつもの感じに戻って行ってくれたのには、ホッとしました。

そのあとのお話では、お家での練習の様子などを伺って、時間の使い方や勉強との両立の仕方などのお話をしました。なかなか、皆さん「学校から帰ってきて、いつ弾くか?」ということが、悩みだったようです。お話をしていくうちに、朝に弾くのが効率が良いかも!という意見も上がりました。「そうですね~~これから日が昇る時間もだんだん早くなっていくので、早起きをして学校に行く前に10分でも弾くことから始めてみたらいいんじゃないかしら?」と提案してみました。
意外と朝の時間は、やる事を決めておくと、とりかかりも早く、効率よくたくさんの事ができてしまいます。・・・・・といっても、その為には夜早く寝ないといけないですよね。
でも、毎日実行できたらスゴイ!!!です。
突然、すごく早く起きるのは大変だから、ちょっとずつ15分早く起きよう!とか決めてみて実行してだんだんその時間を20分、30分と早めていけると良いですね。私は子供が小さい時は4時半とか5時起きでした。子供の毎日のお弁当など朝に用意することが多かったからです。でも今は、だいたい6時くらいです。だいぶ楽になりました。でもまた、早めていこうと思います。有言実行できるように頑張らないとですね。

今回の三者面談を通してご父兄様がピアノに対して何か得るものがあったと感じました。それをぜひ今後に生かしてもらい、ご家庭で生徒さんのピアノの練習をあたたかく応援してもらいたいと思います。毎日の練習の積み重ねなので、あせらず長い目でみることも大切です。私もひとりひとりをしっかりと見てレッスンしていきますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。今回はお忙しいなか、ご協力ありがとうございました。

指練習はとても大切です

星野ピアノ教室講師 星野真由美

3月に入ってだいぶ暖かい日も増えてきましたが、まだまだ朝晩は寒いですね。私もインフルエンザは治ったのですが、喉が何となくイガイガして咳が出ているので、マスクをつけたりはずしたりしながらのレッスンをしていました。
お教室内でも小さいお子さんの間では、インフルエンザが流行っているようですね。お休みの連絡が今日も入っていました。早く流行がおさまると良いですね・・・。

いつもブログでも書いていてお馴染みになってしまっていますが、習い始めの大切なことで俗に”指のエアロビ”と呼んでいる指練習があります。これは、藤原亜津子先生のお教室で使っている”指積み木”を使って指を動かす練習をすることです。

私のお教室では、最初に正しい指の形を説明して指を動かす練習からはじめています。意外と指を動かすことは皆さん苦手の様子です。それも決められた番号を正確に正しい形で動かすこと。このときに、わかりやすい言葉でうまく手の形を教えるのはなかなか難しいです。風船をふくらますようにして、と言って指と指を合わせて、タッチポイントを教えたりします。ゆっくりと1の指から順番に5の指まで合わせて、またその逆の5の指から1の指までゆっくりと順番に合わせていきます。これを何回か繰り返していきます。そして、指積み木を使ってテーブルで動かしていきます。1分間で何回できるかな??とゲームのようにしてみると、子供は一生懸命に動かしていきます。
でも、正確な番号で動かすのは、ちょっとした集中力と根気が必要

毎日積み重ねて練習していくと指もだんだんと早く正確に動いていくものです。

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バスティン・フォーラム2016全国の集いに参加して

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は、株式会社東音企画の「第4回バスティン・フォーラム全国の集い2016」が浜離宮朝日ホールで開催されたのでお友達のピアノの先生と行ってきました。4年に1度の大イベントなのですが、私は今回初めての参加でした。朝11時から始まり、夜の8時までですがさすがにハードなので夕方までの参加にしました。

毎回沢山のピアノの先生方が全国から集まってくるので満席だそうです。今回ももちろん満席でした。そして企画も盛りだくさんでレクチャーコンサートで小原孝先生のバスティンテキストの指導アドバイスでは、いかに曲のイメージを持って弾くかで音の出し方が変わってくるという言葉がとても印象に残りました。そして、鍵盤ハーモニカ奏者の吉田絵奈先生とのコラボもとても素敵でした。いつも絵奈先生の演奏を聴いていると「私も鍵盤ハーモニカで素敵に演奏してみたい!」と思うほど、本当に素敵です
そして、東日本大震災の復興支援曲の「逢えてよかったね」作詞・作曲 小原孝 もメロディーから歌詞まで心にじ~んとくるものでした。深い傷跡を残した東北の震災は決して私たちは忘れてはいけないのだと改めて歌を歌いながら感じました。

前半の最後は藤原亜津子先生のミニレクチャーでした。要点だけを簡潔に述べていましたが、

  指導することは学ぶこと  
  やろうとすることは伝わっていく やらなければ何も伝わらない

というお言葉は私たちピアノ講師の心に強く響きました。さらに研磨を続けて行かねばと私は、より一層気持ちを奮いたたせながら帰宅しました。沢山の意識の高い先生方とお会いすることは何よりも刺激になります。日々の勉強を頑張る元気ももらえました。充実した一日でした

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