ベルで音の階段を作ってみました

星野ピアノ教室講師 星野真由美

IMG_0245前からどうしても作りたいと思っていたベルの音の階段をやっと完成させることができました。どうしても導入時期の生徒さんの音の高低を教えるときに、実際に見て触れてもらった方がわかりやすいと感じたからです。ピアノ音の高低と同じで鍵盤の右の方にいくと高い音、左にいくと低い音というのは、小さい子にとっては理解が難しいようです。どれみふぁそらしど が順番に言えても、どしらそふぁみれど となかなかすぐには言えません。

さっそく年少さんの生徒さんに、音を鳴らしてもらいながら、ど から順番にどれみふぁそらしどと歌ってもらいました。次に『そから下がって言えるかな?』ちょっと考えてから音を鳴らしながら下がってもらいました。何回か鳴らしてみて自信がついたのか、言われた音から上りも下りも元気よく答えてくれました

レッスンがおわった後に私がお母様とお話をしていたら、ベルの場所に行き、何やら聞いたことのあるメロディーを鳴らしていました。「ドレミの歌」でしたちょっとした演奏をしてくれました楽しんでくれた様子で私も頑張って作った甲斐があったなぁ~と嬉しかったです

せっかく作ったのですから、レッスンの中でどんどん活用していこうと考えています
材料は牛乳パックを切ってつなげました。意外と時間がかかり、テープでつなげたところなどは、ちょっと雑になっているような・・・でも丁寧にやったつもりなんですが・・・でも生徒さんが楽しんで音の高低を学んでくれれば、良いかなと思っています。また、知っている簡単な曲をベルで演奏してくれた生徒さんを見て、こんな風に楽しむこともできるんだなぁ~と私も生徒さんから教わりました

生徒さんを教えるための自分の勉強

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は半年前から予約をしていたピティナの藤原亜津子先生のセミナーに参加してきました。町田でのセミナーだったので、片道1時間半もかかってしまいましたがとても充実した内容のものでした。本当に参加できて良かったです。今私のお教室でも導入期にバスティンを使い始めているのでとても参考になりました。

藤原先生の人柄とピアノの指導に対する考え方には、音楽をとおして子供たちが豊かにさらに音楽好きな人になるようにという願いが込められていました。未就学時の生徒さんたちがバスティンの教材を通して見事に成長されて表現力溢れ、脱力してよく指が動く姿をビデオを通して同じ生徒さんの1年後3年後の姿を見せていただき大変驚きました。そして、子供たちがみなのびのびと楽しそうにピアノを弾いている姿、藤原先生のレッスンを受けている姿を見て感動しました。

導入期のレッスンのポイントをたくさんお話してくださりました。たくさんある中で今の私にとても役に立ったことがあります。それは、一方通行で教えるだけでなく、「分かったかな?」「身についたかな?」のチェックポイントを持ってチェックすることが大切だということでした。そして同時に指のエアロビの重要性も感じました。これは早速レッスンに取り入れようと思います。指導法は自分の独自のやり方に偏ってしまうと見失ってしまうことや気付かないことも出てくると思います。また、本を読んだりするだけでは得られないものもあります。

今日参加されたピアノの先生方は大勢いらっしゃいました。教えることに対して意識の高い先生方もやはり私と同じ考え方のようでした。びっしりと2時間のセミナーの後も藤原先生を囲んでお弁当を食べながらも私たちレスナーの質問に答えてくれました。まだ私も今日学んだことが頭の中で整理できていないのでしっかりとノートに書きまとめ今後の自分のレッスンの中に落としていきたいです。
でも、藤原亜津子先生のセミナーを受けることが出来て私にとっては、本当に幸せな一日でした。藤原先生ありがとうございました。そして、また来月よろしくお願いいたします。

導入時期の教材選びで楽器店に行ってきました

星野ピアノ教室講師 星野真由美

昨日、楽器店の楽譜売り場に行ってきました。最近生徒さんのリズム練習についての良い本がないか悩んでいたからです。普段は呉暁さんのリズム教本を使うのですが、年少さんでまだ習い始めだと難しい気がしてレッスンの時間では使っていません。

教本の中にもリズムがいくつか出てきますが、最近すらすらとできるようになってきました。また、私の作ったフラッシュカードもだいたいリズムの言葉を言いながらでしたらできます。だいたい年中さんぐらいだとすぐ先ほど書いたリズム教本でさくさく進みます。

ですが、年少さんには、その教本に入るまでの橋渡しとして使える教本が合った方が良いと判断して探しに行きました。最近ではとても良い新しい教材がたくさん出ています。いろいろ手にとって良く中身を見て、これならわかりやすく大丈夫であろうという教材に出会いました。
丸子あかね先生のリズムの教本でした。丸子先生は導入のピアノ教材を作られていることでも有名です。まず、音符が大きく書かれているところ、カラーでリンゴ(音符の長さを表す)の絵やうさぎさんなどの絵が描かれている所など見やすく楽しく入っていけるように書かれています。でも、中身は最初の方は簡単ですが後半にいくにつれ意外と難しいリズムが書かれていました。でも、可愛い絵とともに出ているので一見簡単に見えます。でもしっかりと8分音符と8部休符の組み合わせまで網羅してありましたリズムと音価の勉強もできるし、これなら大丈夫!と判断し購入しました。以前ピアノ講師の間でも丸子先生のリズムの教本のお話が出ていたので、自分の目で確かめてみて、なるほど・・・・と思いました。
すぐには、まだ使いません。もう少し生徒さんの様子を見て、自分自身もこの教材をどのように使っていくかちょこっと時間をかけ中身をよく見てしっかり消化してからにいたしますね。なので、もうしばらくお待ちください

いつでも皆一緒の教材でなく、幼児のその子の年齢に合った教材をうまく活用して、ピアノと同様リズムも好きな子に育って欲しいのが私の願いです。子供たちがリズムをうまくたたけた時、わかった時の笑顔を見るのがとても嬉しいです。もちろんピアノが楽しい!ということにもつながっていく大切なソルフェージュですからね導入時期には色々なことを学んでいきますが、楽しく学べれば吸収も早いです。一緒に頑張っていきましょう