町田のバスティンセミナーに参加して

星野ピアノ教室講師 星野真由美

昨日は、町田のバスティンセミナーでした。町田までは自宅から遠いのですが、藤原先生の生徒さんへの熱心な指導の仕方、お考え、語りかけるようなメッソードの内容はとても惹きつけられますし、勉強になります。

今回は、前回より会場に早めに到着したのですが、すでに満席状態でした。途方に暮れ最後部の座席に向かおうとしたところ、前列の方で手を振っている方がいました。『こっち、こっち、席とっといたから、どうぞ座って~』と東京バスティンでご一緒していたY先生でした。Y先生は東京バスティン研究会では1年間受講され先日表彰されていました(1年受講すると修了証が発行されます)。なんと、とっておいてくれたお席は、中央の前から2列目でした。とっても良く見え先生がご自宅で使われている小さなグッズもよ~く見えました

Y先生と私は、講座が始まると一言も言葉を交わすことなく、お互いノートに書きまくって藤原先生のお話に釘付けでした
藤原先生の生徒さんたちの3歳からのレッスン風景のビデオと3年後の成長ぶりのビデオは必見でした。前回も見せていただいたのですが、本当に素晴らしく表現力たっぷりの弾ける子どもに育っているのを見ると感動します。

そして、なぜそのような生徒に育つのか?は、バスティンを上手に使い指導していく部分にあるんだと納得させられました。目的を持った指導、かみくだき、言葉は優しく楽しくしつこく何度もが大切だそうです。自宅に戻ってから学んだことをしっかり整理し復習しないと忘れてしまいそうだったので、今日復習してみました。不思議と以前よりすんなり自分の中に入っていきました。

復習は大事ですね~

Y先生も私も昨日は予定が合ったので、ランチ会は欠席して駅までご一緒して帰りました。帰り道はお互いのピアノレッスンのお話で盛り上がり、ちょっとした情報交換になりました。また来月講座でお会いしましょうとお約束しました。私は何度もお席のお礼を言って感謝しました。
帰り際にまた一人、東京バスティンに出席されている先生に声をかけられました。
両方出られている先生はいないと思っていましたが、私みたいな先生もいるのだなぁ~とちょっと嬉しくなりました。
帰りの電車では、爆睡でしたが、久しぶりに充実した1日でした

ピアノを弾けるようになるための学び

星野ピアノ教室講師 星野真由美

習い始めの生徒さんはピアノを弾くということ以外にお勉強することが他にもあります。ピアノを弾けるようになるために学ぶことでもあります。
たとえば、リズムだったり、どれみふぁそらしど を順番に言えるようになったり私のお教室では、英語の ABCDEFG で言えるようになることも練習しています。(ちょっと大変かな?)

そして小学生以上になると書くこと読むことが学校のお勉強ですっかり問題なく出来るようになるので、五線の音符の読譜にも入っていきます。『これが  で、これが  ・・・・』と順番に教えてすぐに五線の上に書かれている音符を全て瞬時にわかる生徒さんはいません。( や  は、だいたいわかりますが。)

その前に音符が五線を順番に並んでいるというしくみを勉強していかないといけません。「せんのおんぷ、かんのおんぷ・・・・」と言いながらの五線の上でのまるを書く練習です。 こんな感じです。その後は、ドリルやカードを使って繰り返し、繰り返し読んでいきます。根気がいりますが続けていくことが大切

   そして どれみふぁそらしど を CDEFGAB に置き換えて言う練習はカードを作って各自に渡して練習してもらいます。このカードは、初回には渡さないで生徒さんそれぞれに合ったタイミングを見て渡しています。IMG_0283私が表と裏にアルファベットとひらがなをそれぞれ書いて作りました。お家の人とゲーム感覚で遊んでもらえたらなぁ~という思いでお渡ししています。英語が苦手でも7つのアルファベットを覚えるだけなのと、ゲーム感覚で遊びながらやると小さい子どもたちは意外と早く覚えてしまいます
子供はゲームという言葉だけで楽しくやってくれます
慣れてきたら、アルファベットを どしらそふぁみれど CBAGFEDC と言えるとスゴイですよ

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生徒さんたちにお渡しする教具を作ったり、プリントの用意でこの週末もあっという間に終わりました

教具やプリントがあるのとないのとでは、それぞれの生徒さんたちの理解度が全く違うので私は必要かな~と思っています。
市販されているものもあるのですが、小さいお子さんや小学生の低学年の生徒さんたちにとっては、市販されているものより大きめのものがわかりやすいようです
なので、私のお教室の可愛い生徒さんたちが早く覚えてくれるように願いを込めて作っています伝わってくれると嬉しいです

さあ、また明日から1週間がスタートします。学年の切り替わりの時期ですね。4月から新たなスタートがきれるよう3月後半は気持ちを整理して過ごしていきたいと思っています。仕事は楽しく笑顔で頑張ります皆さんにとっても楽しい1週間になりますように

 

 

 

小学1年生の生徒さんのレッスン

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今月から新しくお教室に入った小学生1年生の生徒さんのレッスンが昨日で2回目でした。体験教室に来てくれた時もピアノが大好きな様子で目をキラキラさせて積極的にピアノを弾いてくれたのが印象に残っていました。帰り際に折り紙で折った「だまし船」を私に「はい!これ、先生にあげるよ!」と言って手渡された時はとっても嬉しかったです数日後に入会のお電話を頂いたときは受け持つことができて良かったなぁ~と同時にしっかりと育てていかないとと思いました。

初回のレッスンの時に私の作った『練習日記』をお渡しして毎回の練習の回数を書いてもらうようにお話しました。だいたい各項目ごとに目安の回数を書いて渡しました。たとえば、(指番号を言いながら弾く)3回、(音符を読みながら弾く)3回、(歌詞を歌って弾く)3回・・というふうにです。回数は生徒さんによって違いますが平均して5回ぐらいにしています。皆さんにだいたい、3回と書いてもそれ以上に練習してくる子がとても多いです。小学1年生の生徒さんもやはり3回かな~~と思って目を通したらな・な・なんと10回と書かれてあった部分があり驚きました。お母様も「ここのところ、すごいんです!10回も弾いたんです!」と喜ばれていました。私は思わず『すごいね~』と言って大きなはなまるをつけてあげました

私も初回のレッスンでこんなにたくさん練習してきた生徒さんは、今までにいなかったので、本当にびっくりしたのと同時にまたまた、嬉しくなりました
レッスンの時もお指がしっかりした形で打鍵できていたのと、フレーズがなめらかに弾けていたので練習量が多いのでこのように弾けたのだと納得しました。本人はけろっとしてのびのびと弾いて自然体でした。初回のレッスンの時に正しい指の形脱力のお話をして良かったです。素直に言われたことを正しく練習してきてくれたのです。

今日午前中に東京バスティン研究会の勉強会に参加してきました。教本のバスティンでは、ただ弾くことだけでなく、声に出しながら弾くことが大切なのです。

どうしても子供たちは、声に出さずにピアノの鍵盤だけを弾いてしまうことが多いそうです。なぜなら、その方が楽だからです。声に出して言って弾くことは難しいのです。でもそういった練習をすることによって自分の中に音符の長さやリズム、指番号がしっかりと定着していくのです。ということをバスティン研究会の方たちは何度も仰っていました。この時に昨日のこの小学生の生徒さんを思い出したのです。

そして、今日レッスンした小学4年生の生徒さんも練習時間をいつもより10分増やして弾いてくれた日が2日間ありました。やはり教本がいつもより良く弾けていました。
練習時間を増やしたから弾けたんだ!と実感してくれたと思います。いつもよりお顔の表情も明るかったです。

だいたい皆さん毎日練習を頑張ってくれています。今習い始めた生徒さん達は、まずは家でのピアノの練習時間を習慣化することが大切ですね。習い始めが肝心です。習慣化できるよう御父兄の方たちの温かい見守り、声掛けでどうぞお子様を応援してあげてください