リトミックの講座を受講して

星野ピアノ教室講師 星野真由美

先日、文京シビックホールでリトミックの講座を受講してきました。私が受講したのはダルクローズのものでした。ダルクローズとはリトミックの創始者の名前です。人の心の動きによって生まれる動きや行動に注目してリズムを上手に取り入れることで心と体のバランスのとれた音楽家を育てようとした人です。

スカーフや棒を使ったり小さいタンバリンやマラカスなど2歳児の子供にあったサイズの楽器を使いながら幼児になって実際に体を動かして、歩いたり跳んだり走ったりと生のピアノの即興演奏に合わせて動きました。

動きの表現に使われたはやい、高い、低い、ゆっくり、大きい、小さい、元気に、そっと、なめらかに・・・・などの言葉は、音楽で使われる音の高さ、テンポ、音の強弱などと共通しています。つまり、音楽は耳や眼や頭だけで理解するものではなくリズムやダイナミックス感動や感情を全身で経験し理解して表現するものです。これは、楽器を演奏する場合いつでも関わってくることです。

リトミック(体による理解)では、リズムを正確に学ぶことが目的ではなく、音楽を使って音楽を学ぶ総合教育なのだといえます。体を動かすことによって音楽を構成している色々な要素を体験することによって、音楽を感じる心、考える力、記憶する力、構成する力、創造する力などを身に付けることができます。

1歳児でも音楽を聴いて即時反応ができるということには驚きました。音楽を聴いて突然音楽が変わった瞬間が脳に良いそうです。特に生のピアノの演奏に合わせて動くことは生徒の様子を見ながら演奏を変えたり、テープを流すより、子供の予期せぬ音楽の展開があり脳には刺激になるそうです。同じことをずっとしているよりは、良いということなのです。
2歳児、3歳児、年少さん・・・と歳に応じたリトミックをすることによって何を学べるかということを1日かけて学んできました。インフルエンザが治ったばかりで体が少々きつかったですが・・・とても楽しかったですでも、1日で学びきれるものではありません。とっても奥が深く時間をかけ勉強していかねばと感じました。
小さい生徒さんを教えるうえでもリトミックは大変効果的なので学ぶ価値大です小さい生徒さんたちは、たくさんの可能性を秘めているのですからその可能性を引き出してあげるためにも自分の引き出しを増やして常に勉強していかないといけないですね。
ふと、この間の三者面談の時の御父兄様のお顔が目に浮かびました。皆さんお子さんのピアノの上達や長く続けられることを望んでおられました。自分には責任があるということもその場でひしひしと感じました。だからこそ、常に勉強していかなければいけないのです。大変だから~やりません~なんて言ってられません。前進あるのみです。

今月から新しい生徒さんのレッスンも始りました。とてもニコニコしてどんなレッスンしてくれるのかなぁ~と期待に胸をはずませてお教室にやって来ます。私も新しい生徒さんとの出会いとても大切に思っています
上達してくれるようしっかりと育てていきますね。

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久しぶりにのんびりした休日

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日の午後は久しぶりにな~んにも予定のないオフでした
昨日の天気予報では雨だったようですが、午前は日差したっぷりで、午後は少し曇ってましたが、雨の気配はなく一日もちました。
2-3日前に買ってきたお花を玄関の鉢植えに植えかえしてなかったので、今日こそは!と思い春のお花に入れ替えました

IMG_0264ラナンキュラスという春のお花です。
葉の形がカエルの足に似ていることからラテン語の「rana(カエル)」を語源として名付けられたといいます。幾重にも重なりあったボリュームのある花を咲かせます。開花期は5月位までだそうです。
花言葉は調べたら「晴れやかな魅力」「光輝を放つ」でした。

昨年の11月頃に植えたミニシクラメンリリカは、まだとても元気に咲いていたのですが、引退してもらい別の鉢植えにお引越ししました。お花屋さんに「家のミニシクラメンまだ咲いているんですよ~~ 」とお話したら、驚かれていました。IMG_0267
今年の冬にも咲いてくれるように頑張って管理しようかなぁ~と思ってます

春はお花が綺麗ですね
見ているだけで、心癒されます

明日からまた1週間が始まりますね。この時期は学年の節目でもあります。ご卒園、ご卒業、のご準備でお忙しいお気持ちの方も多いかと思います。

レッスンに来てくれた生徒さんや普段お忙しいご父兄様もお花を見て少しでも気持ちがホッとして落ち着いてくれたら・・と願っています。
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三者面談でのお話

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今週の三者面談も明日で一通り終りますが、今年初めての実施でしたが、改めて生徒さんと御父兄様と向き合いじっくりとお話が出来ました。普段レッスンに付き添えないご父兄様にはお教室でお子様のピアノを聴いてもらい、またお家で聴くのとは違った印象だったようです。

皆さんお子様の上達を感じてくれた様子でしたが、少々生徒さん達が、いつもと違って力が入ってしまい、固くなっていました。普段間違えないところで、間違えたりしてしまったりと最初はどうなることかと私は内心ヒヤヒヤしていましたが、何回か弾いてるうちにいつもの感じに戻って行ってくれたのには、ホッとしました。

そのあとのお話では、お家での練習の様子などを伺って、時間の使い方や勉強との両立の仕方などのお話をしました。なかなか、皆さん「学校から帰ってきて、いつ弾くか?」ということが、悩みだったようです。お話をしていくうちに、朝に弾くのが効率が良いかも!という意見も上がりました。「そうですね~~これから日が昇る時間もだんだん早くなっていくので、早起きをして学校に行く前に10分でも弾くことから始めてみたらいいんじゃないかしら?」と提案してみました。
意外と朝の時間は、やる事を決めておくと、とりかかりも早く、効率よくたくさんの事ができてしまいます。・・・・・といっても、その為には夜早く寝ないといけないですよね。
でも、毎日実行できたらスゴイ!!!です。
突然、すごく早く起きるのは大変だから、ちょっとずつ15分早く起きよう!とか決めてみて実行してだんだんその時間を20分、30分と早めていけると良いですね。私は子供が小さい時は4時半とか5時起きでした。子供の毎日のお弁当など朝に用意することが多かったからです。でも今は、だいたい6時くらいです。だいぶ楽になりました。でもまた、早めていこうと思います。有言実行できるように頑張らないとですね。

今回の三者面談を通してご父兄様がピアノに対して何か得るものがあったと感じました。それをぜひ今後に生かしてもらい、ご家庭で生徒さんのピアノの練習をあたたかく応援してもらいたいと思います。毎日の練習の積み重ねなので、あせらず長い目でみることも大切です。私もひとりひとりをしっかりと見てレッスンしていきますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。今回はお忙しいなか、ご協力ありがとうございました。