秋分の日に

星野ピアノ教室講師 星野真由美

今日は秋分の日で、秋のお彼岸中日です。
暑さ寒さも彼岸までという諺があるように、今朝は肌寒いくらいの空気でした。秋ですね。季節を感じられるって幸せなことです。

私の家では必ず中日には、母がおはぎを作ります。前の晩から、小豆をぐつぐつと何時間もかけて煮込んで柔らかくしながら、丁寧に作ります。翌朝に炊き立てのもち米を前の晩に作った小豆で周りを包んでいきます。

以前に圧力鍋で作ったのですが、手間暇かけて煮込んだこちらのおはぎの方が美味しくて家族には好評なので、作っています。何十年も欠かさず作っているのは、本当にすごいなぁ~といつも思いながらいただいています。
目分量で味を見ながら作っていて昨日もパソコン作業をしている私のところに来て『味大丈夫かしら〰味見してくれる?』と柔らかくなっている小豆をお皿に入れて持ってきてくれました。『う~~~ん、美味しい!!』とだけしかいつも言ってなく、頼りない味見の役ですが、毎年そうです。本当に美味しいです♡いつもよりちょっと豪華なお花をお仏壇に飾りお供えをしてお線香をあげご先祖様に日々の日常の感謝をしました。来客が来るので今日はレッスンをお休みにしました。秋晴れで良かったです。

最近、レッスンのテキストの中で、楽典を学ぶことが増えてきています。小さい生徒さんでは、音の名前や音符の種類の名前、音符の伸ばす長さ、簡単な速度表示記号など、楽譜を読んで弾いていくには知らないといけない知識でもありますね。

ピアノを弾くこと以外にも知識の定着でワークブックも使用しています。レッスンの中でも、『これは、なんていうのかな??』と記号が出てくるたびに聞くようにしています。言葉にして発することによって、体に入っていくからです!忘れてしまったら、その都度覚えれば良いのです。繰り返しですね。

また、音楽の形式もソルフェージュで学んでいるので、すぐに2部形式3部形式と理解してくれます。『ここと、ここがおなじだよね~~』と言いながら楽しく楽譜を分析してます。

ちょっと頭の体操になりますが、ピアノは弾くことも大切ですが、楽譜を正確に読んで分析していく力も必要です。今は短い曲ですが、だんだん長い曲になった時に今勉強していることが生きてきます。名曲を聴いたときも形式を理解していると楽しく聴けます!
そして将来、憧れの曲が弾けるように毎日のコツコツしたピアノ練習の積み重ねやドリルの学習や指体操、、続けていきましょうね。

皆さんが憧れているショパンの曲です。

ピアニスト仲道郁代さんの演奏で『英雄ポロネーズ』です♡聴いてみてくださいね。今日も素敵な一日になりますように。

子供たちへの応援

星野ピアノ教室講師 星野真由美

正しい姿勢でピアノを弾くということ…とても大切なことです。
手の形の指導もしますが、体の軸となる姿勢が良いことから、手の形を整えていきます。でも、残念ながら姿勢を見過ごされてしまうことがよくあります。

特に小さい園児さんたちは、高いイスに座ると足がぶらぶらしてしまいます。まだ背骨がしっかりしていないので、腰だけでは体全体を支えにくいのか背筋を伸ばすことが難しくて、背中がまんまるくなってしまう・・・・

足台があれば足で支えて腰への負担も少なくなるので、背中を伸ばすには楽です。足台を購入しなくても、段ボール箱や木箱、本を積み上げてガムテープで崩れないようにしたりして、可愛くデコって作って上げるのもお子様のモチベーションを上げて、楽しくピアノに向かえます。

お子様もお家の人に作ってもらったものは、とっても嬉しいものです。

だれでも、自分のためにしてくれた事、自分のことを思ってくれたことはずっと覚えています。それが、家族だったら、よし!がんばろう!という強い気持ちにもなれますね。

「練習しなさ~い」
「ピアノをならっているのだから、弾きなさ~い」
という言葉よりもそういった応援もまた良いものです。
色々な応援の仕方がありますね。

 

今日は朝から雨ですが、予報では週末は天気が良いようです。今日も一日、笑顔で元気に頑張りましょう!

 

バスティン講座での学び

星野ピアノ教室講師 星野真由美

残暑もようやくやわらいできたように感じます。
子供たちの幼稚園・学校の一大イベントの運動会の準備も始まり、ちょっと疲れ気味の様子が見受けられます。
『1年の中で、子供たちが疲れる時期は、4月と9月ですよ~』
と保護者さまによくお話しします。
体力のない小さなお子様などは、この時期に無理をすると体をこわしてしまうので注意しましょう。

昨日は、東京バスティン研究会に行ってきました。
レベル1の教本他3冊の教材についてでした。
藤原先生、二本柳先生、他のバスティン研究会などあちこちに出かけては、勉強させてもらっていますが、行く度に新しい気づきがあります。
また、効果のあった指導法の仕方、こどもがやる気になる言葉かけなどの学びなどです。

ピアノの先生は、家でのお仕事ですが、家の中だけに居ては学べないこともあります。じっくり家で本を読んだりピアノの練習も必要かもしれませんが、外に出かけ他のピアノ教室の先生方と一緒に学んでいくことも必要だと感じます。

なぜなら、私のお教室に来てくださる生徒さんたちに、よりよい指導をしていきたいからです。そして、自主的にピアノを弾くようになってもらいたい、もっともっと音楽を好きになってもらうきっかけになってもらいたいのです。
私はピアノレッスンでセミナーで学んだことを還元していきます。

そして、子供たちには、家での練習を頑張ってもらいたいです。発表会も終わりじっくりと練習をしてもらいところですが・・・・
今は学校行事優先です!無理強いしないで・・・体の様子を見つつ、うまくご家庭でフォローをして少しの時間でも気持ちよく子供たちが練習できるよう促してあげられるよう保護者さまのご協力をいただきたいところです。

今日も笑顔で素敵な一日になりますように。