ホームセミナーを受講して

星野ピアノ教室講師 星野真由美

昨日は、益子祥子先生のホームセミナーの日でした。【教本について】の学びでした。
本当にいつも思うのですが、色々なピアノの先生方のお話を聞けて勉強になります。アイデアももらえ、元気ももらえるセミナーなので、いつも充実した気持ちで家に帰ってこれます。そして、また頑張らなきゃと思えます。そんなセミナーも後残すところ1回。ちょっと今のメンバーとお別れは淋しいです。でもでも、中級編のセミナーに進めるので嬉しい気持ちもあります。やっていけるかなぁ~~と不安もありますが・・・・
セミナーでは、お教室で困っていることに対して、各々の先生方から意見ももらえるので、違った視点から考えることができます。ピアノの先生という仕事は家の中で、通ってくる生徒さんに対して教える仕事なので、自分から外に出て行かないと何もわかりません。

過去大手の音楽教室で教えていても、なかなかピアノの先生同士でお話をする時間ももてませんでした。そして、情報がないと今まで自分で学んできたことだけでしか教えることができません。なので、自らセミナーなどに参加したり、いろいろとアンテナを張って情報収集をしていかないとレッスンも向上しません。

日々社会は目まぐるしくどんどん進歩しています。変わらない大切なものもありますが・・・。

でも、目先の事に振り回されずにしっかりと地に足をつけ自分自身を見失わないようにすることも大切です。情報に振り回されてしまったら、本末転倒ですものね。

色々な教材についての説明も聞け、実際に今持っていない教材も手に取ることができましたが、すべて目指していることは同じで、アプローチの仕方が様々だということでした。指導者が教材を理解して使わないと効果がないということ。又、やはりそれぞれの生徒さんに合わせて選ぶべきだと感じました。
また、ただ与えるだけでなく、指導の工夫で教材を活かすも殺すこともできるのです。

早速忘れないうちに学んだことをまとめなければいけませんね。そして、指導者としての引き出しを増やすためにもまだまだ、勉強しなければいけません。教えることは日々勉強なのです。でも、今勉強できる環境に居る自分は幸せなんだと周りに感謝もしなければいけませんね。ありがとうございますそして出来る限りこれからも指導者である限り、お教室の生徒さんのためにも頑張っていこうと新たに思いました。

三者面談の初日でした

星野ピアノ教室講師 星野真由美

ちょと早いですが3月のつうしん🎎を配り始めています。
昨日から面談に入ったために、直接ご父兄の方に手渡しできるのと他のプリントと一緒にお月謝袋も含め一気にまとめて配りました。

初日の面談は全員ご父兄方が参加してくださりました。短い時間でしたが、普段のレッスンを見ていただきその後にお話して、あっという間の時間でしたが私にとっては、充実した時間でした。特に普段送迎だけで、教室の中までいらっしゃらないご父兄様とのお話は大変貴重でした。
お忙しい中、本当にありがとうございました

お子様に対する思いが私とご父兄様と一致する時は、お互いになるほど~~と確認し合う事ができます。そして、目指すべき事が明確になっていきます。
そうなると、ご家庭でもお子様のピアノの練習に協力的になっていただけます。が、どうしても親子だとぶつかることが多々あります。感情的になってしまうこともあります。こんなこと言わなければ良かった・・・・ということが起こり自己嫌悪に落ちてしまったりと。私も自分の子供を育てていく上でそんな経験をしてきました。これは、愛するが故ですね・・・でも、言われた本人はとても傷つきます。
お子様を追い詰めないよう、大きな温かい目で見守ってもらいたいです。

・・・・・次に挙げるレッスンの例ですが・・・・・

1週目で曲を合格したい生徒ちゃんは、とても多いです。
私も最初のうちは毎日練習した努力を認めて多少なりともかけている部分があってもマルをつけます。

でも、慣れてきて練習量が減ってきたり、いい加減な練習をしていたらもちろん合格にはしていません。また、もう1週間練習するともっと伸びる子、指がしっかりするだろう生徒ちゃんにも合格をあげません。

毎日10分程度の練習でもやらないよりはましです。
でも、成長時期の生徒ちゃんたちには、毎日とは言いませんがじっくりとピアノに向き合う時間をとってもらいたいです。
最近のお子さんはどうも指の力がないようです。握力がないお子さんは指をしっかりと支えきれずにペシャンコになってしまいます。響きのある音を目指すのであれば、正しいフォームでゆっくりと打鍵することです。そして、沢山弾くことです。
早く弾く子はゆっくり弾くことができません。
ゆっくりと弾ければ、早く弾くことができるのです。その部分を勘違いしてしまうと間違った練習になってしまい、いくら練習しても上達しない結果になってしまいます。
そして、教本が進んでいるからといって上手だとは限りません。
どんな弾き方をしているか?が問題です。

先に進むことばかり考えないで、今弾いている曲を丁寧に仕上げていくこと、丁寧に練習することが上達する近道です。自分のペースで良いのです。

昨日の年少の生徒ちゃん・・・・・5線のノートにマルを沢山書いてきてくれました
ぎっしりと沢山書いてきてくれていろいろなマルがあるけれど、中には驚くほどバランスのとれたマルもあります。練習すると上手になるって気づきましたね
そして、リズムにも言葉をつけながら正確にたたいてくれました。
二分音符が2個続いたら『にゃーお、にゃーお』と手でたたいてくれました楽しく色々な事を自分からやるのが一番吸収が早いです。すぐにリズムに合う言葉が見つからない私はちょっと反省でした。リズムに合う言葉を見つけることは頭も使いますね

ピアノだけでなく色々なことから刺激を受け子供は成長していきます。継続した努力の大切さを学べるのもピアノのおけいこの良さですね
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ピアノを指導する上での教具

星野ピアノ教室講師 星野真由美

導入の小さな生徒さんには、ピアノとテキストだけでは理解しずらいことが、沢山あります。言葉も噛み砕いてなるべく、わかりやすく教えていますが、実際に色々な教具を触ったりしながら、体験させたりしています。
例えば、手の形も指で支えきれずに鍵盤の上でペシャンとつぶれてしまうお子さんが初心者には多いです。お教室で人気のグッズは、お寿司です昨年から使っていますが、フエルトで出来た巻きずし🍣を持ってもらい鍵盤上に置いてみます。ちょうど、ピアノを弾く理想の手の形になるのです。
セミナーで知り合いになった、関西のピアノの先生に作っていただきました
生徒ちゃんたちには、とてもわかりやすいようです。関西の先生に感謝

そして、バスティンのテキストに出てくるABCDEFGを早く覚えてもらいたいので、パソコンでカードを作ってみました。
これも、先日バスティン藤原先生のアイデアからいただいたものです。
鍵盤に文字を入れるのは、パソコンの苦手な私には大変でしたが
まだ、完全には出来上がっていないのですが・・・・・これから・・・・ラミネート加工をして仕上げです
生徒ちゃん達が興味の持てそうな可愛いイラスト入りにしました覚えてくれるといいな~~という願いを込めて作っています。
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